りんご病
りんご病とは、ほっぺがりんごのように真っ赤になる病気のことですが、通常の場合、心配するような病気ではないのです。
りんご病は、ヒト・パルボウイルスB19というウイルスによる感染症です。日本人の場合は、たいてい小児期に免疫を獲得しており、大人になってからりんご病にかかる人はあまり多くありませんが、大人がかかると発熱や関節痛を伴う場合があるようです。
りんご病にかかると心配なのは、妊娠中の方です。りんご病をおこすウイルスは、赤血球を作る細胞を壊す働きがありますので、妊娠中にりんご病にかかると、胎児の赤血球が壊され流産の原因となり得ます。その他もともと赤血球の病気(遺伝性球状赤血球症など)をもっている方がりんご病にかかると、急激に重症な貧血を起こすことがありえるのです。
しかし普通の方の場合なら、りんご病にかかって赤血球が壊されても、たっぷりと余裕がありますので、心配の必要は無いのです。